秘剣水鏡:戸部新十郎
2005年 09月 19日
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濁点は読まずに「ひけんみつかかみ」と読みます。
あたしでも知っている佐々木小次郎や柳生十兵衛なども
登場しますが、ほとんどはマニアックな剣豪揃い。
それぞれの剣の流派の代表的な剣豪たちのエピソード。
短編集なのですが、あぁ、この人にとっての師匠が
さっきのあの人なのかぁとか、この時のこの人は
ここではこぅなのね的に人の繋がりがあったり、と
読みながら、これ知識としてアタマに入れちゃって
ふとした時にそれが活かされちゃったりする?なんて
思いながら読んでしまったので
小説というよりは歴史書でも読んだ気分。
剣豪好きにはたまらないのでは。
アタシはもぅ少し人の心を描きほろりと
しちゃったりする方が好きかな。
それでももぅ一度じっくり読み返したいと思わせる
魅力的な、知識欲をくすぐる一冊。
by acha-books
| 2005-09-19 12:29
| た:恒川光太郎
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