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天切り松 闇がたり 闇の花道:浅田次郎
2006年 02月 16日 |
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 面白い!もぅなんて言うの、あたしのツボ
ストレートで突かれました!
「夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は
六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で
遙かな昔を物語り始めた—。
時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊
「目細の安吉」一家。盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い
貧しい人々には救いの手をさしのべる。
義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの
胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説シリーズ第一弾」

というモノなのですがもぅもぅもぅ痛快な江戸弁で語られる
魅力的な盗賊たち。流れるような心地よい文体の中に
爽快で豪快、人情味溢れる世界が繰り広げられます。
江戸弁ってだけでもツボ。
「中抜き」の達人の目細の安、「ゲンノマエ」の達人、振袖おこん
説教寅こと寅弥は盗人の華タタキを稼業とし
黄不動の栄治は夜盗の華「天切り」の使い手
書生常こと百面相の常次郎は天才的経済犯。
この5人のもと、わずか数えで九つの松蔵は
博打打ちで飲んだくれの父の元を離れ
弟子入りしたところから話は始まるのですが
いつの間にか自分もその留置所の中で闇がたりを
聞く一人となり、目の前に大正の粋な江戸の絵が
浮かんできます。
ひねりも小細工もありません。直球勝負。
もちろん涙だって誘います。
どうぞぜひ体感してください。

あ、初浅田次郎でした。いやぁいいね。「鉄道員」も
読んでみようかな。
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