3人の悪党ーきんぴか1:浅田次郎
2007年 09月 10日
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阪口健太、通称ピスケン。敵対する組の親分を殺り
13年刑務所で過ごす。
大河原勲、通称軍曹。湾岸派兵に断固反対し
単身クーデターを起こした挙句、自殺未遂。
広橋秀彦、通称ヒデさん。収賄事件の罪を被り
大物議員に捨てられた元政治家秘書。
あまりに個性的で価値観もバラバラな3人が、何の因果か徒党を組んで彼らを欺いた巨悪に挑む!悪漢小説の金字塔。
(「BOOK」データベースより)
まるで映画のようなと表現する本はいままで結構あるけれど
これは。。。なんていうんだろう?(苦笑)
コミックス的?んー、でもコミックスならここまで情や義を
感じるのはそうそうないかな?文字ならではの「笑い」
(でもコミックス化もされてるようで。。。絵が趣味ではないので
読みませんが)
残念なことにちょっとこーいう気分ではなかったので
笑いきれなかったかなぁ。
確かに浅田作品にあるピカレスクもの、やくざの世界や
仁義を描いた小説は好きだけれど
ちょっと。。。言葉がやたらとかぶったり予定調和が多過ぎで
笑えないお笑いを見てる気分。
あー、このノリな気分のときに読んだらきっと最高だったかも。
残念。
浅田の任侠ものならもぅ少し泣けるほうがよかったかなぁ、とか。
また気分が向いたら続きを読もうと思います(全3巻)
そのときはもぅ気が乗っちゃって書きまくるかも(笑)
by acha-books
| 2007-09-10 20:43
| :浅田次郎
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