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いちばん初めにあった海:加納朋子
2007年 10月 13日 |
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堀井千波は周囲の騒音に嫌気がさし、引っ越しの準備を始めた。
その最中に見つけた一冊の本、『いちばん初めにあった海』。
読んだ覚えのない本のページをめくると
その間から未開封の手紙が…。差出人は“YUKI”。
だが、千波にはこの人物に全く心当たりがない。
しかも、開封すると、「私も人を殺したことがあるから」という
謎めいた内容が書かれていた。“YUKI”とは誰なのか?
なぜ、ふと目を惹いたこの本に手紙がはさまれていたのか?
千波の過去の記憶を辿る旅が始まった—。
心に傷を負った二人の女性の絆と再生を描く感動のミステリー。
(「BOOK」データベースより)

表題作「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」
中編2作です。
これは絶対にネタバレしないほうがいいですね。
でも正直、あたしは「いちばん初めにあった海」読みづらかったなぁ。
んー?ばかりで。
こぅ最後、確かにするするっと色々なものが解けて
繋がって行くのだけれど、その繋がった最後も
んー?な感じで、こぅいまいち消化不良というか。

わー、という繋がった感が薄いというか
妙に精神的な部分に頼り過ぎな感がないともいえず。
まぁ情緒不安定な女性が主人公なだけに
仕方のないことなのですが。。。
こぅイマイチすべてがすっきりしないという。。。
確かに「ゆき」が誰なのか、わかっていくにつれ
じんわり、心にしみるのですが。
ラストのシーンも、女同士の深い友情っていいよなぁと
そのまますとん、と胸にくる。
でも。。。。とちょっとモヤモヤ。

そんな気持ちを引きずったまま次、「化石の樹」。
うわーーー、とすべてが気持ちよく読了。
一冊の古いノートを見つつ話しかける語り手。
それは、読み手にむかって語りかけるように
始まるのですが、おっと、その話しかけていた相手とは?と
その不思議な感覚をぜひ味わって欲しい。

間違っても「化石の樹」から読まないでくださいね。
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