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六番目の小夜子:恩田陸
2007年 10月 22日 |
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津村沙世子—とある地方の高校にやってきた、美しく
謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、
奇妙なゲームが受け継がれていた。
三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、
見えざる手によって選ばれるのだ。
そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。
学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを
美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
(「BOOK」データベースより)

あたしは学園ものとか高校生が主人公とか
好みで言えば苦手です。
女子大生が主人公、とか。
まぁ読めなくはないのですが引き込まれないことが多いので。
やっぱり自分により近く共感できるか、或いは
とことん離れて、そのストーリーにトリップできるか
その微妙な位置が「学園もの」
どこかで比較したり、こんなんあり得ない、とか
これはオトナの発想だ、とか物語に入り込む前に
余計な雑念が混じり込んでしまうためと思われます。

それを差し引いてもこれは読めましたね〜、
すんなり世界に入り込んで
あたしも一緒になって真っ暗な講堂に一緒に
座っていたような気分。恐かったですよ、そのとき。
ホントにじわじわと。

登場人物の魅力で読ませるところもあったかな。
特にあたしはさきに「象と耳鳴り」を読んでいたのでなおさらかも。

テンポもよいし、なにより、その根底に漂う恐怖感。
まぁそりゃつっこみどころもありますが、山のように(笑)
(それをすべて挙げていったらネタバレびしばし)
でもこの読後感はあたしはこれはこれでいいのかな、と。
結局、あれはなんだったんだろう?という振り返ってみると
不思議な出来事って学校というシチュエーションというだけで
ありかな、と。
色々な複雑な要素が絡み合って説明のつくような出来事であっても
子供には調べきれない、説明されないことってあるしね。


誰かあたしの高校時代の「バターココナツの怪」を解明してくださいって
これは蛇足(>ε<)ぶっ
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