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カテゴリ: :杉浦日向子( 2 )
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2006年 06月 24日 |
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 コミックです。「百日紅」と「合葬」
むかーしむかし高校時代とかに杉浦日向子は
友達の影響もあり読んでいたのですが
先日、宇江佐真理の「桜花を見た」に
収録されている「酔(え)いもせず」を
読んで懐かしくなり購入。
「百日紅」は北斎の話。
北斎と娘のお栄、居候の栄泉達が
イキイキと暮らす江戸の模様が素晴らしい。
ひとつひとつの話が短いのでまたそれが
いい余韻を残して心に残ります。
お栄の思い、そして北斎の生き方
北斎を慕った人たち。
宇江佐の描く小説の中のお栄も
魅力的ですがでも矢張りあたしの
頭の中では小説を読みながら
杉浦日向子の描くお栄の表情が
浮かんでました。もちろん宇江佐真理自身
それを厭わないことと思います。

「合葬」は上野戦争をテーマに
彰義隊に参加した3人の少年の話。
こちらのほうが絵が拙い感じもしますが
当時の少年達の生き様に読んでいると
引き込まれ時間をワープしていく気分。

小説で時代物は苦手〜〜〜という方も
ぜひコミックから江戸の楽しさ、せつなさを
味わって頂きたい♪
つくづく惜しい人を、と、合掌。
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2005年 12月 10日 |
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 今年7月に惜しくも逝去した杉浦日向子さんの
イラスト付きエッセイ。
江戸風俗に精通していた彼女ならではの作品。
最近では苦手と思っていた時代小説にもすっかり
はまり、江戸の風俗ならそこから垣間見てきて
自分でも知っているつもりでいたけれど
それでも目からウロコなことばかり。
例えば江戸時代の美人というと歌麿の美人画よろしく
下ぶくれで小さい目、おちょぼ口なんてのを想像
してしまいますが、あのテの顔が流行ったのは
実はわずか10年たらず。江戸260年間ずっと
あの顔が流行っていたわけではないそうです。
びっくり。
今でも流行の顔なんて言われてみればそれくらいの
単位で変わってますもんね。

江戸の庶民の日々の暮らし—長屋、仕事、恋愛、ファッションや
銭湯、旅行などから大奥や殿さまの日常生活まで、現代の生活と
照らし合わせてあるのでとても読みやすいです。
ナンパの仕方や江戸・東京の「ワンルーム」率の高さとか
グルメブームの後にやってくるスローフード(今なら
ちょうどロハスとか?)ブームとか。。。
現代と同じと思えることも多々。
その一方、江戸人の物価の安さからくるその日暮らし的な
なんとかなるさな思考や駄洒落を飛ばしまくり
楽しんだもん勝ち的な生き方を羨ましく思ったり。
江戸時代よりも現代の方が満たされているとは決して
思えなくなり、遠い江戸に思いを馳せる、そんな1冊。
時代モノって苦手だし。。。と学校の歴史なんかの
イメージではなく江戸ってこんなにも
楽しそう、おもしろそう、と感じて欲しい。
江戸人の年末年始の過ごし方なんてのもありますので
師走のこの時期ちょっと手を休めていかがでしょ。
きっと心にふっとゆとりが出るはず。
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