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カテゴリ:さ行作家 その他( 9 )
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2009年 07月 31日 |


ある日、突然、石油が断たれた!そのほとんどを輸入に頼る日本がなすすべもなく麻痺し崩壊してゆく姿を、生々しく描き出した衝撃の予測小説を復刊。原油高、テロ、自然災害が相次ぐ今、30年ぶりに甦える警世の書。
(「BOOK」データベースより)

とても恐い本です。
考えてみてください。突然、石油がなくなったら
この日本はどうなるのか?
それをフィクションでもノンフィクションでもない
統計、データ、研究に基づいた予想を踏まえて
小説化されたのがこの本、まさしく「油断」油が断たれた時、です。
「予測小説」ノン・フィクション・ノベル。

1975年に書かれた本ですが現在でも十分それは
リアリティをもって訴えかけてきます。

作者は通商産業省(現・経済産業省)入省し
98年7月から2000年12月まで
小渕恵三内閣、森喜朗内閣で経済企画庁長官を務めた方で
官僚出身だからこそのリアリティも含め。。。

本当に国民はこうやって騙されていくのかなぁとか。
7ヶ月で40万人が死ぬ、これはコンピュータがはじき出した数字。
今は石油なんて、と思ったら大間違いかもしれません。
石油に限らずどんなエネルギーでもですけどね。

この本は会社の上司がおもしろいよ、と勧めてくれた本。
とても興味深い一冊。
読んでよかったです。
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2008年 09月 30日 |
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母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然、大人びた言動を取り始める。それには、信じられないような理由があった…(表題作)。
昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公が体験した不思議な出来事を、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた全6篇。
直木賞受賞の傑作短篇集。2005年第133回直木賞受賞作。

なんなんでしょう。この本は。
カテゴリ的にはホラーなのですが底に流れる
まるで整備されていないどぶ川を眺めるかのような
見たくないようなそれでいて覗き込んでしまうようなせつない
ノスタルジー。差別や暴力が普通に存在した時代の
やるせない子供時代をまるで抱きしめるかのような。
ノスタルジーって優しい懐かしさをさすものではないのよね。

話はすべて関西を舞台に関西弁の会話が連なるので
肌に合う合わないはあるかもしれないけれど
逆に、土地にも時代にも距離のあるあたしは
別世界の話と読んでいたはずなのに、深く感情移入してしまって
痛かった一冊。短編でよかった(苦笑)

解説が重松清というのもぴったり。
「都市伝説セピア」も読んでみよう。

  「トカビの夜」
主人公ユキオは、小学二年の春から四年生の夏まで
父の事業の失敗で東京を逃げるように
大阪の下町の文化住で暮らしていた。
2階建ての一軒家でありながら壁同士が1枚で
くっついているような家は隣りの声がすぐに
聞こえて来る密集した住宅地。
一人っ子だったユキオは友達とまるで兄弟のように
近く接していられるその環境にすぐに馴染む。
みんな貧しく同じような環境でありながらその中でも
存在する差別。一番奥に住む朝鮮人一家。
身体が大きく乱暴者の兄チュンジと身体が弱く
家にずっといるばかりの弟チェンホ
ユキオの持っていた怪獣の玩具や本は2人を仲良くするが
チェンホは病気で亡くなってしまう。やがて長屋で起きる様々な怪現象。

  「妖精生物」
世津子は小学四年生の夏、近所の高架下で怪しげな男から
「ずっと昔の魔法使いが作った、妖精生物」を買う。
クラゲのように見えるその生き物は掌に乗せると
不思議な甘美な感覚=刺激を与えてくる。
幸せをもたらすと言われたはずの妖精生物。
父が営む下請け大工の工務店に急遽雇われた
標準語で喋るまるで芸能人のような大介さんが
やって来たことで、一変する。普段大人たちから
かまってもらえない子供だった世津子と弟は
遊んでくれる大介さんが好きだった。
特に世津子は異性として意識するように。
これが妖精生物がもたらした幸せかと思った矢先。。。
性的な匂いに満ちた作品。ラストがさらに痛々しい。

  「摩訶不思議」
アキラは三十過ぎでぶらぶらしている遊び人の
父の弟、ツトムおっちゃんが大好きだった。
ところがおっちゃんは歩道橋の階段から落ちてあっけなく死んでしまう。
その葬式の日、焼場の前で霊柩車が止まってしまう。
おっちゃんは未練があるに違いない、と
アキラだけが知っていた女性カオルさんを
籍は入っていないもののオッチャンの奥さんが
目の前にいるものの呼び出す。
動いたかと思った霊柩車はしかしまた止まってしまう。
そこへ妹のヒロミがさらに言う。「おっちゃん、もしかして
ヤヨイちゃんに会いたいんやないかな」
「人生はタコヤキやで」と言っていたおっちゃん。
関西ならではなお笑いと逞しさに溢れた作品。

  「花まんま」
主人公、俊樹は三歳離れた妹のフミ子を
どんな時でも守ってやるのが兄の努めだと
事故で死んだ父が生前言われた。
それ以来、兄は損な役回りだと思いながらも
使命のように思って来た。
ところが「フミ子」の様子が4歳ごろガラリと変わった。
いきなり大人びた妹。他の子供達と遊ばなくなったり
突然、一人で遠くまで行ってしまったりする。
俊樹がフミ子のノートから見つけたのは見知らぬ女性の名前。
それもフミ子が習ってない漢字で。
自分には彦根という場所で別の家族といっしょに暮らしていた
記憶があるといいだす妹。
ある日、7歳の「フミ子」の頼みで二人は彦根に向かう。

  「送りん婆」
みさ子の両親が勤める運送会社は遠い親戚であり
その社長の母親は不思議な力を持っていた。
「おばさん」は「送りん婆(おくりんばー)」と呼ばれる
言霊の力で生きているものを殺す呪文をとなえ
臨終に苦しむ人を楽にする技を受け継いでいた。
要は意識より先に身体を殺してしまう言葉。
身体が先に死んでいるので痛みや苦しみから解放され
周りに感謝の言葉を伝えたり、穏やかに、その後
精神も身体から切り離されていく。
8歳のとき、同じアパートに住む友達の
父親が病院からも匙を投げられ家に帰され苦しみ続け
おばさんはその父親を楽にしてあげるよう頼まれる。
そのときからおばさんはみさ子を助手として使うようになり。。。

  「凍蝶」
ミチオは周囲から差別され蔑まれる家に生まれた。
わけも判らない小さい頃から差別され
最初は仲良くなった友達も親が差別を子供に見せることで
やがて子供も同じようにミチオを差別し、離れていく。
自分は要らないものとし、まるで透明な存在のように
過ごしていた小学校2年のとき、引っ越して来たばかりの
東京からの転校生、マサヒロと仲良くなる。
大阪という土地柄、東京というだけで、関西弁を喋らないと
いうだけでどこか浮いた存在のマサヒロは
すぐに同じような扱いを受けていたミチオを子供ならではの
嗅覚で嗅ぎ分け親しくなっていった。
しかし、マサヒロも3ヶ月で「土地に」慣れてミチオから
離れて行った。
そんなある日、ふと出かけた先の霊園で
ミワさんと名乗る美しいの女の人に出会い話をするようになる。
ミチオが故郷にいる弟に似ているのだという。
私は毎週一度その霊園でミワさんと話したり遊んだりするのだが。。。


解説に書かれてたのですが、当時小学校6年生の作者の
息子さんがこの本を読んで泣いたという話が一番印象的だったのですが(苦笑)
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2008年 07月 27日 |
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山梨県で地元の有力者の一人娘が誘拐される事件が起こった。
警察の指示に従った結果、身代金の受け渡しは失敗。
少女は死体となって発見された!県警は
遺留品に付いていた指紋から、無実の青年を逮捕。
執拗な揺さぶりで自白に追い込んでしまう。
有罪は確定してしまうのか?そして真犯人は?
現役の法律家が描く、スリリングな冤罪ドラマの傑作。
(「BOOK」データベースより)

いやぁ、こわい本でした。
冤罪なんて自分には関係のないことなんて
思ってなんていられないほど
いつの間にか「仕立て上げられて」しまうのですね。

無知であることが結果的に自分を、そして
最愛の息子を追い込んでしまうことになる。

もちろんフィクションであり、こんなにも最悪な状況は
そうそう揃わないとは思いますが
これはもしかしてドキュメンタリー?ルポ?と錯覚してしまうほど
リアル。
現役の法律家が書いた本なだけにとても詳しく
それでいて素人にもわかりやすい。

途中、犯人にされた被疑者の幼さ、やる気のない弁護士
警察や司法に対し歯痒さを感じ、またやるせなさでいっぱい。
いったいどうなるんだ?でどんどん先を急いで
読みたくなる一冊。
ラストの余韻を残した終わり方は結構好きです。

冤罪を扱った法廷ミステリは当たり外れが大きいようですが
これは絶対に当たり。
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2008年 06月 01日 |
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俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで
噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。
自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。
女の気持ちにゃとんと疎い。
そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。
だけどこれが困りもんばっかりで…
胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。
読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。
(「BOOK」データベースより)

昔、落語が好きでよく二つ目ばかりがでる寄席を
見に行ってたせいか、これははまった!
でもそれだけが理由ではないと思うの。
まず設定が面白い、登場人物が魅力的であり
そして話のテンポがいい。

もぅみんな不器用でバカ正直、要領悪く、言葉下手。
そしてそれが読んでいて、「いや」ではないどころか
応援したくなる、そんな登場人物ばかり。
愛すべきキャラばかり。
それがまた表面上だけではないところがまたいい。

はっきり言って何一つ解決はしてない。
それでもこの読後感のよさ。
みんなちょっとずつ、内面の奥の方が確かに変わった、と
そう感じさせるこの作者の力量、見事です。
あたたかくて、元気がもらえて
読んでよかった!と思える本。オススメです。
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2008年 06月 01日 |
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高度成長期、縫製一筋に生きてきた私は小さな工場を経営し
苦しくとも充実した日々を送っていた。
が、中国製の安価な製品が容赦なく経営を圧迫し始める。
長引く不況、膨れ上がる借金。万策尽き果てた時
私は妻のガンを知った…。
「これからは名前で呼んで」呟く妻、なけなしの五十万円、
古ぼけたワゴン。二人きりの最後の旅が始まった—。
(裏書きより)

「借金を背負った元工場経営者」の手記であり
まるで小説のような話だけれどこれはすべて実話。
だからこそはっきりいって垂れ流しのような稚拙な文章は
それゆえにシンプルに読み手を刺してくる。

この夫婦のとった行動が間違っているとか
何が正しいか、とかではなく、彼らはそのときそんな
行動しか取れなかった。
こうしなければいけない、こうあるべきだ、色々と
世間一般的な、常識的な選択は他にもあるけれど
それができない、選べない、そんな無気力にも近い行動しか
とれない状態だって世の中には確かにある。

次、再発したら3ヶ月ともたないと言われたまだ40代前半の妻
病院で薬漬けになり隔離され、死を待つだけの時間よりも
若い頃、浮気をしたり妻に優しく出来なかった、その罪滅ぼしにも
近い形で思い出を作る二人。

馬鹿げた選択であり、愚かかもしれない。
けれど妻のたった一つの願いは、病院へは行きたくない
一緒にいたい、ただそれだけ。
それを拒めるだけの常識なんて逆にむなしいのかもしれない。
二人の間に流れる愛の形。
ガンに苦しみながらももしかしたら奥さんは最後の最後まで
満たされた幸せな気持ちだったのかもしれない。

あたしならそうはしない、とか色々思ったとしても
それは、その年齢になり、そんな状況に陥ったら
またそれは変わるかもしれない。
読んでいてイライラすることも多々あったけれど
妻の残した娘への手紙には不覚にも泣いてしまった。
それも電車の中(苦笑)
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2008年 04月 29日 |
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長谷川正人は遭難したダイビング仲間を探すため
奥多摩の地底湖に潜った。そこは水没した鐘乳洞で
中は迷路のようだった。自分の位置を
見失ってしまった正人は死を覚悟するが
突如現れた「彼女」に導かれ、奇跡的に生還した。
あれは幻覚だったのか?それとも—
正人は「彼女」の姿を求めて再び水底へと向かう。
だが、そこで見たものは…。新感覚のサスペンス・ファンタジー。
(「BOOK」データベースより)

友人の恋人に頼まれて、その友人を探すために
多摩の地底湖に潜った主人公、
まぁ「いい人」「やさしい人」と利用されて、なわけですが
そんなこんなでイヤイヤながら潜った先で出会うわけです。
不思議な生物、光の届かない地底湖で独自の進化をした
ほ乳類生物。
この生き物が、相手に幻想を見せることで意思の疎通をはかるという。。。
そしてこの地底湖の表現がまた美しい。「静寂」が見事に描ききられている。
けれど、その世界は人間の浅ましい愚かな欲により
壊されて行く。そのことに焦り、結果、環境保護団体の活動に
巻き込まれて行く訳ですが。。。

もぅね、人間ってなんて愚かなんだろう、と。
自然のままであること、自然をそのまま維持すること
その活動すべてが「人間視点」人間上位で
それがまた愚かな発想だよなぁ、と。
やっぱおかしいよなぁと思ったり。自然を守ろうとかの上から目線。

けれどこの本では決してそんな押し付けがましいことは一切
語られません。すべて読んだ人が感じることであり思うこと。
主人公は別に、自然を守ろうとか、環境破壊について嘆いてもいなければ
闘おうともしてません。ただただ自分の魅せられた相手を
守りたかっただけ。主人公の欲だけです。
むしろ、保護団体の政治的な裏側、社会の醜さをすっぱり描いている。
みんながなんとなく感じているであろうそういった団体の
怪しげなところは怪しげなままにそこに存在し
きれいごとだけで包まれたスローガンもがっしりとそこに存在している。
主人公はそういった活動に嫌悪感を抱きながらも
林道建設に反対することこそ、自分の大切なたった一つのものを
守る為の手段として、行動を開始するのです。たったひとりで。
だからこそ余計に、痛切にこちらに響く。

水の底の「静」と地上の「動」の世界を見事に対比させ
その美しさ、醜さを対比させることで見せる世界は
こちらを異世界へと導きます。
ぜひ一度読んで欲しい本。

でもこの爆弾の作り方、いいのかな?(笑)
と、主人公の住む部屋。。。。あの設定にする意味が
ちょっとわからなかったなぁ(苦笑)
ひたひたと潜む恐さがそのまま地底湖の静けさとリンクしてるのかなとか
思ったけれどそうでもなさそうだし?
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2007年 01月 31日 |
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 十三歳のカズキは、妄想の世界にいる唯一の親友
BJとしか会話ができなかった。学校でイジメられ
家では母親に殴られ、同級生の少女に
性的興奮を感じて悩むカズキに
BJは「世界を破壊しろ!」と言い続ける。
そして十四歳になった時、彼は儀式を開始した。
「そうです。僕が、酒鬼薔薇聖斗です」
悲惨な事件の光と影を照らし出す、衝撃の問題作。
(「BOOK」データベースより)

桜井亜美の本に使われている写真はすべて
蜷川実花で、ニナミカ好きなあたしとしては
気になっていた作家です。
ただどの作品の書評を見ても、ワカイコを
主役として援助交際やら恋愛やらを
テーマにしたものばかりで
もしかして流行の題材だけをテーマにした
薄っぺらな読み捨て作品ばっか?なんて
思っていたモノですから
(ブックオフでも多作品が多数並んでるし?)
なかなか手が出ませんでした。
ただどんな作家さんを評するにしても
詠みもしないで世間の書評だけで決めつけるのもね、と
まずは一冊。

題材的には今までもよくあるパターンの
酒鬼薔薇を扱ったものをチョイス。
このテーマは何冊か読んでいるので比較も
しやすいかな、と思い。
ただ桜井作品としてや「異色作」ということなので
これを読んだから、と桜井作品を安易に
決めつけられないようですね。
まぁ文体のカラーさえ掴めればよし。

で、内容ですが、クールな文体で話を
どんどんと進め引き込ませるので
とても読みやすいのでは?
好みとして次へ次へという引き込まれ方ではなく
簡単に読める、ということで。
ストーリーはまぁ小説としては十分ありでしょうが
実在の事件をテーマにしたものにしては
説得力もなし。
むしろ実際の事件の起こった理由が
こうであればどんなにいいかとすら思うほど。
ヒステリックな親から受けた虐待
家族としての疎外感、クラス内のいじめ。
そうであればあんな悲惨な事件も
起こらないでしょうからね。
ただ読んでいて悲しくなったのは本の
テーマ上、仕方のないことですが
悲しくさせるくらいの話の作り方の
巧さは十分ということでしょう。
読みやすい文体でありながら万人受けは
難しそうな不思議な作品。
まぁ他の作品なら若い読者層には受けるのでは。
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2006年 10月 11日 |
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 「『亡国のイージス』の工作員・如月行が1人の
女子高生と出会ったことから、もうひとつの物語が始まる。
父が横領事件という不祥事を起こした。
世間の冷たい視線を避けるために
全寮制の女子学園に転校した、松宮香奈。
友達も家族も失い、生きる希望を
見いだせなくなった香奈のまえに
如月行という名の美術の教育実習生が現れる……。
ベストセラー作家・福井晴敏が書き下ろし!
『亡国のイージス』スペシャルアナザーストーリー」

ということで原作はあの「亡国のイージス」の
福井晴敏です。あの如月行が少女漫画になって
目の前に!きゃあ♪というわけで読んでみましたが
あたしは結構、雑食なのでわりとどんな漫画でも
読めるのですが少女漫画となると好みの
わかれるところだけにこの話はぜひ
文章でも発表してほしいと思うほどさすが福井、
話の展開のスピード感、緊張感
誰が的かわからない孤独な闘いは読み応えあり。
アナザーストーリーとして十分に楽しめました。
この人の描く如月行がかなり好みだったことも幸い(笑)
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2005年 12月 03日 |
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 生協の白石さんはずっとブログで見ていてずっと
ファンでした。本になる前からしってる方も多いと思います。
ネットで見れるし〜と本は読まないだろうなぁと
思っていたのですがダンナが借りてきたので
読んでみました。んー、やっぱいいなぁ。癒されます。

ブログ内の説明より
「東京農工大学には生協の学食や購買に対する意見を
募る「ひとことカード」というものがあります。
そこには普段、学生達が生協で感じたことや
要望などを寄せています。
言わば、目安箱のようなものですね。しかし、中には
そんなカードをふざけて投稿する者もいます。
普通だったら、明らかにふざけて書かれたものだと
分かるものは相手にしないでしょう。
それが、最も有効な策であり、当然の対応です。
しかし、そんなふざけて書かれたカードに対して
マジメに答えてくれているのが熱心な生協職員
『生協の白石さん』なのです。 」

ふざけたカードに返すウィットに富んだ回答
そこにある優しさに、吹き出したり、にやりとしたり。
普通ならふざけんなよ、ばかやろーと言いたくなるような
そんな出来事も日々誰にでもあります。
どう返すかで自分を取りまく環境はいくらでも変わります。
きっと白石さんはそんな心の持ちようのお手伝いも
この「ひとことカード」を通してしてくれているようです。
本には「白石さんからの言葉」も収録。
これがまたいいです。
白石さんだって普通に、なにぃ?と思うことだってあったんです。
いや、もちろんカードからもそれは見えます。そして
それをまともになにぃ?と返さないようにしている部分も見えます。
だからこそ余計に白石さんにみんな惹かれるんでしょうね。
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