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カテゴリ:ら行作家 その他( 1 )
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2005年 11月 23日 |
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 文章家、小説家、コラムニスト、絵本作家などなど
数々の肩書きをもつリリーさんの初長編。
巷でも大評判のこの本、泣けるとウワサなので
文庫化したら即買おうと思っていたのですが
それまで待ち切れませんでした。
買って正解。

4歳のときに父親と別居した母親と暮らしてきたリリーさん。
そんなリリーさんの母親は
自分のことよりも子どものことや他人を
何よりも気を使い、自分は恥をかいてもいいけれど
他人に恥をかかせてはいけないと教えてくれた人。
台所ではいつでも食べ物のにおいがして
ぬか漬けをいいタイミングで出すために
夜中に目覚ましをセットする。
子供のためには苦労をもいとわない。
そんな愛情に育てられ大学入学の為
東京に上京し一人暮らしを。
遊び惚けて挙げ句の果てに留年。
その間の仕送りはすべて母親が働いたお金。
悪いと思いつつ、その後も定職に就かず
ギャンブルや仲間と酒を飲みまくり。。。
そんな折り、母親がガンであることが発覚。
兄弟姉妹に頼り居候生活に気兼ねする母を
東京に呼び、「一緒に生活しよう」と決意する。

ココリコミラクルタイプでのあのボソッと言う
コメントがいい味だしてるリリーさん。

もぅ読んだ人みんな褒めちぎりですが
これは「いい」って人に薦めたくなる。
ええ、なりますとも。
テーマとしては十分反則。泣いて当然。
でもそのテーマをここまで自己陶酔な文章にならず
ストレートに読ませてくれる。
ぜひ読んで欲しい。

「斬られ権佐」以来の号泣。読み終わった後には
涙と鼻水でティッシュの山でした。

時々はいる抽象的な散文にはアタマを空にして身を
委ねると心地よいです。
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