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2007年 05月 31日 |
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もう後がない!追いこまれた7人のそれぞれのラスト!
運転資金に苦しむ街工場主が闇金の返済期日に
とった行動とは?零細企業のサラリーマンが旧式の
テレクラで垣間見た地獄。ほか、全7篇。
内容(「BOOK」データベースより)

もしかしてこれは「LAST(最後)」じゃなくて
「LUST(欲望)」と(石田作品だし?)なんて
思ったのですがこれは間違いなく「最後」
様々な「最後」をシビアにシニカルに、けれど
優しく描いているオムニバス形式の短編集。
でもどの話も全部、救いがないなぁ(苦笑)
読後、あたしはかなーり疲労感が。
まるで、ドロドロの逃げ道のない人生を一つ分
体験してしまったかのような疲れが。
深くはまりすぎたようです。
まぁそれだけ面白かったといういことでしょう。

LAST RIDE(ラストライド) 工場経営悪化の為、多額の借金を抱え
最下層の街金にとうとう最後の最後まで追いつめられ自己破産も許されない。
家族を売るか、或いは。

LAST JOB(ラストジョブ)住宅ローンから日々の生活費を少しずつ、と
手を出したカードローン。カードの枚数は7枚となり行き詰まった主婦の
目に留まったのは携帯の出会い系サイト。そこで誘われた仕事とは。

LAST CALL(ラストコール)営業の合間の暇つぶしに入ったテレクラ。
ネットに移行して寂れ閉店に追い込まれた店で繋がったフリーターの
メグミ。過去のテレクラ体験の話をおもしろおかしく聞くうちに。。。

LAST HOME(ラストホーム)足の古傷と角のある性格ゆえどんな仕事も
長続きせず挙げ句の果てにホームレスに。ホームレスにもホームレスの仕事と
社会があり、やっと自分の場所を見つけたような気がした彼がみた
老人の最後に売るもの。

LAST DRAW(ラストドロー)街金の利息分すら払えない主人公が
借金返済のためあてがわれた仕事は、盗難通帳からお金を引き出す出し子。
怪しい中国人と組むことになったが最後のお金が引き出されたとき。。。

LAST SHOOT(ラストシュート)好条件ゆえに飛びついたカメラマンとしての
仕事はヴェトナムに一緒に飛びクライアントである医者の現地での
セックスシーンの撮影。ところが呼ばれたのはまだ年端の行かない子供だった。

LAST BATTLE(ラストバトル)サラ金の借金返済に駅前の看板持ちにまで
落ちた男達。毎日炎天下の中、何時間も立ち続けても借金は減らない。
そこに持ち込まれた組織同士の争いに決着をつける最後のバトルはロシアン
ルーレットだったが。。。
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2007年 05月 29日 |
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投資会社のオーナー掛井純一は、何者かに殺され
幽霊となって甦った。死の直前の二年分の記憶を
失っていた彼は、真相を探るため
ある新作映画への不可解な金の流れを追いはじめる。
映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを裏で操る
謎の男たち。そして、一目で魅せられた女優との
意外な過去。複雑に交錯する線が一本につながった時
死者の「生」を賭けた、究極の選択が待っていた—。
(「BOOK」データベースより)


気がついたとき、自分は空中をふわふわと浮いていた。
不自由だった足も違和感なく自由に動く。解放された気分。
これは夢の中なんだろうか?
ふと見ると、暗い森の中、裸で土の中に埋められようと
している裸体の男の姿が。むごい死に様を目にして気付く。
(これは、ぼくだ!ぼくが埋められている)
ぼくは殺された?
そして始まる産まれる瞬間からのフラッシュバック。
ところがどうしても過去2年の記憶が戻らない。
どうして自分は殺されることになったのか?
記憶喪失の幽霊が「自分自身の殺人事件」の謎を
解いていく異色のミステリ。

話うますぎなトコもありますが
面白いです。グロい描写もありますが
幽霊という言葉をほとんど使わずに幽霊の存在を
自然に肯定できてしまう描写が気に入った!(笑)
一般論の幽霊の足のない理由も幽霊がなぜ
音の関係する場所に出やすいのかなど
ごくごく自然に納得させてしまうユーモアセンス。

自分を埋めたヤクザな二人組の凶暴さ以外の
一面やどうして犯罪に手を染めたのか、や
すべてにおいてやっぱり作者の視線は
とても優しくすべてを肯定していくようで
読んでいてそれはとても心地よいです。

実態を持たない純一の攻撃シーンなんて
映像化したら十分に面白そう。
きっと誰が読んでも嫌悪感は
持たないと思うのですがどうでしょ?

最後の決断とかね、読んだ後気持ちがほっこりしますよ♪
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2007年 05月 25日 |
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「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある
神経科を訪ねた患者たちは甲高い声に迎えられる。
色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。
そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。
プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…
訪れる人々も変だが、治療する医者のほうが
もっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
(「BOOK」データベースより)

初奥田作品。
面白かった〜。数時間で読めます。
いやぁこれこれこれ。これくらいラクにかるーく
楽しめる本がちょうど今読みたかったの。
いいね〜、このノリ。

以前、ドラマで阿部ちゃんが主役で釈ちゃんが
看護婦のをちらっと見たけれど
まぁ悪い印象はなくそのうち読みたいなーと
思って忘れてました(苦笑)
もっと早く読めばよかったよ。人気のある本ってのは
やっぱりそれなりに理由があるのね。

現代人にありがちな、でもそれよりもちょっとだけ
進行してしまった患者たちの問題を
いつのまにか癒してしまっている不思議な
破天荒な子供っぽいマザコンで注射フェチな精神科医。
彼は患者を治療しているようにはまったく見えないけれど
結果、患者達が自分自身で、立ち直って行くサポートに
なっている。
「カウンセリングなんかしない」と言い切る伊良部と
初めは不信感いっぱいの患者達。
ところがいつの間にか彼らは伊良部と話す時間が
癒される時間となっていく不思議さがまったく
違和感なく、こちらもすっと入れちゃう説得力はすごいなぁ。


30歳を超えてから自分自身に自信を持ちすぎて
周りに対するストレスから心身症を煩い、適度な運動が
必要と言われプール通いを始めたら今度はプール依存症に
なってしまった男。

浮気され離婚した妻に対して、自分を小馬鹿にする年下の
女性社員に対して、色々なところに怒りを感じながらも
周りを気にしすぎて怒れない男はアタマに血が昇るかわりに
下半身が24時間ずっと何日も何日も「勃ちっぱなし」な状態に。

ストーカーがつきまとっている、と視線を意識しているうち
周り中すべてが自分のストーカーだと恐怖を
感じている自意識過剰で被害妄想になったコンパニオン。

自分には友達がいる、常に繋がっている、そうすることで
不安を感じないでいたはずがいつのまにか
繋がっていないことに不安を感じ携帯、メール依存になった
男子高校生。

「確認行為の習慣化」から逃れられず脅迫神経症を
患っているルポライターは自分の家が火元に
なっているのでは、と不安になり何度も家に戻る。
挙げ句の果て、自分が関わったものすべてにおいて
それが悪い結果を引き起こしていないかと常に不安を感じている。

そんな変な人たちが変な精神科医とあってどう変わっていったか
どうぞお楽しみください。
どれもこれも、他人事として笑える話ばかりなのに
その笑いの中にある哀しみ。
かなり奥深いですよ。

装丁もいいなぁ。この青。
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2007年 05月 24日 |
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三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる
全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の
心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や
湿原から失踪した生徒たち。
生徒を集め交霊会を開く校長。
図書館から消えたいわくつきの本。
理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?
この世の「不思議」でいっぱいの物語。
(「BOOK」データベースより)

「3月は深き紅の淵を」の中の第4部「回転木馬」
その中で触れられていた作品が独立したお話。

学園ミステリーとしてはおもしろく読めました。
まぁ中盤まではちょっと退屈だったけれど
話の一つ一つが細かく分かれているので
その一つ一つのタイトルにまた惹かれたり。
主人公はじめ登場人物がすべて「謎」な不思議な
人たちばかりで馴染むまで時間はかかりますが
ひとたびその世界に入り込めば
次々と繰り出される謎にどんどんはまっていく
引き込まれて行くような。
繰り返される殺人事件の謎解きも興味深いけれど
より惹かれたのは学園生活の様子。
登場人物が美形ばかりというのもよいです(笑)
絵が浮かびやすいストーリーテリングは
結構好きです。
まぁ少女漫画的といえば少女漫画的かな。

解説を読むと「三月」と「麦の海」との連動性について
「メタレヴェルとオブジェクトレヴェルを方法的に
混乱させる恩田陸の試み」などと非常に詳しく細かく
分析されてますがあたしはその部分はいらないな。
独立した本として楽しめたし。いやもっと深く
マニアックに分析すればそれはそれでまた
楽しそうだけれどそこまで気持ちが追いつかない(笑)

まだまだこのシリーズ続いてるようなのでちょっと
追ってみたいです。

ラストについては賛否両論のようですが
まだ「続いている」としたらこれはこれでありなのでは、と。
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2007年 05月 17日 |
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 発展の望みを絶たれ、憂鬱なムードの漂うニュータウンに
暮らす一家がいる。1歳の息子を突然失い
空虚を抱える夫婦がいる。18歳で結婚したが
夫にも義母にもまともに扱ってもらえない若妻がいる…
3組の家族、ひとりひとりの理想が、現実に浸食される。
だが、どんなにそれが重くとも、目をそらさずに生きる、
僕たちの物語—。「カラス」「扉を開けて」「陽だまりの猫」。
(「BOOK」データベースより)

ちょっと読み進みのペースが落ちていて
なんかさらっとでも心にほわんと来る本が読みたいな、と
積ん読してあった重松をチョイス。

。。。。失敗。沈没(苦笑)予備知識ナシで読んだため
そっちかーーーーい!とつっこむこと多々。
重いですよ。

もぅなんて言うんでしょ。人の心のダークサイドを
情け容赦なく曝け出し、陰鬱で生活感にあふれ
それはとてもとても哀しく哀れな日常。
心が弱ってるときには決して読んではいけないです。
やられちゃいますよ。
短編なのにそれってやっぱり重松の巧さ、すごいです。

「カラス」
バブル期にマンションを購入し、後から1千万も安く
購入して来た新参者への陰湿ないじめ。それによって
ストレスを発散し活き活きとしていく妻達。
そしてそんな妻に欲情する夫。
「扉を開けて」
1歳の我が子を亡くした夫婦。心の傷は癒えない。
そのマンションに越して来たおなじ名前の
生きていれば同じ年齢の男の子。
自殺者の多いマンションの中で
夫婦は息子の死をいつまでも受け入れられない故に
いつしかぎくしゃくとしていく。
「陽だまりの猫」
18歳で年上の男性と結婚した若妻。姑にも
夫にも認められず虐げられて来た。
夫はふたこと目には「お前にはわからない」
自分を出せない<あたし>は
<みどりさん>をずっと見守って来たけれどついに
あたしとみどりさんは入れ替わった。

ふぅ。やっぱりどれも重いです。ちょっとした心理サスペンス。
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2007年 05月 15日 |
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 タイタニック号沈没の際、ある著名作家が、自身最後の
未発表原稿を空き瓶に入れた。。。
 20年後、資産家の息子・本山は旧友から謎の原稿を
買わされた。米国に向かう氷川丸に乗り込んだ彼の
客室に、何ものかが盗みに入るー原稿には、何らかの
暗号が隠されていたのだ。さらに続発する怪事件とは?
 たっぷりのユーモアとほろ苦い結末。船上ミステリーの名作。
(単行本裏より)

まず表紙。これで脳内に何かがインプットされた感じ。
死体が登場しようがなんだろうがどこか
ほのぼのしちゃってるのはきっとそのせい。
船上ものミステリーということで乗客が主要人物として
たくさん出て来るのですがキャラがしっかり
立っていて読みやすいのですが
なぜかどのキャラもあたしには上っ面な感じで
なかなか感情移入できず、まぁそう読む本では
ないんでしょうがなかなか読み進まなかったなぁ。

1932年という時代設定はなかなか素敵なチョイス。
うまくその時代がいきている。そして船旅という
限られた空間の中、普段なら決して知り合うことの
ない人たちとの交流。そこに起こる色々な謎。
大きな事件や残忍さはそこにはなく
知的なミステリをみんなで知恵をよせあい
解決に導いて行く。
でもやがて船は寄港地へと向かい旅を終え
それぞれの生活がまた始まる。。。
豪華客船の華やかな日々とその後に続くラスト。
そのコントラストはかなり好きです。
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2007年 05月 07日 |
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高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した
七人の女性たち。二十五歳を迎え
それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。
過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で
奮闘する栄養士、過去のあやまちを引きずる主婦…。
彼女たちは、傷つき、迷いながら自分だけの
答えを見つけていく—。ミステリのエッセンスを
加えながら前向きに生きようとする女性の姿を描いた
爽やかな青春群像劇。
(「BOOK」データベースより)

月曜日の水玉模様」の姉妹作にあたるのですが
話はまったく違う進み方をしているので
こちらだけを読んでも話は十分に通じます。
まぁ「水玉」を読んでからの方が楽しめるかな?

「水玉」のラストのちらっと出て来たソフトボールの試合。
そこで陶子が高校時代、弱小チームを引っ張っていたことが
語られるのですが、そのチームメイト7人の7年後を描いた
短編集。


「サマー・オレンジ・ピール」
では専業主婦の美久が
死んだチーズこと知寿子と同じ髪型だった訳を語ると同時に
いつも微笑みかける男子高校生の真意にいきつき
「スカーレット・ルージュ」では’キツイ女’陽子が編集者として
会った作家とチーズの死を「跳び箱のロイター板」に空想を広げる。
「ひよこ色の天使」の中では保母となった佳寿美が
行方不明になった園児の母に対し、もしかしたら?な推理を広げ
「緑の森の夜鳴き鳥」で看護婦になった緑は
’甘え’をぶつける大学生の患者に翻弄されながら
自分を振り返る。
「紫の雲路」は姉の結婚式に参列したプー太郎なりえが
2次会で出会った正体不明を男性が何の為に、どうして
そこに現れたのかを探りだし
「雨上がりの藍の色」で、管理栄養士として働く由美子は
初めての出向先が、一癖も二癖もあるトコロ、その中で
少しずつ’改革’を計る。

そして最終話「青い空と小鳥」
陶子は里穂の母親から連絡を受け、元メンバーに連絡を取りながら
チーズの死と失踪した里穂の謎を追って行く。

日常に潜む小さな謎を解き明かしながら
最終的には元メンバーの二人の謎に辿り着く。
この作りはとても巧く、どんどん先を読みたくなるけれど
短編でそれぞれ、きっちり仕上がってるので
そこでひと呼吸置いてそれぞれを味わいたくなります。

みんな特別いい人ということではなく優しいけれど残酷な面も
持ち合わせ、自分と周りとの折り合いを探りながら生きている、そんな
一面をしっかりと描き、よくも悪くも毒を持ち合わせてる。
それでも最終的には優しく包み込むような加納作品ならではの一作。
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2007年 05月 03日 |
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いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、
同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった—。
丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中で
リサーチ会社調査員・萩広海と知り合う。
やがて2人は、身近に起こる不思議な事件を
解明する〈名探偵と助手〉というもう一つの顔を持つように…。
謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい
「普通」の毎日の輝きを描く連作短篇ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

気付けば加納作品、結構読んでますね。
加納作品としては王道って感じの
読みやすい日常ミステリー。
日常の中のほんのちょっとの謎。もしかしたら
気付かないかもしれない些細な「いつもと違うこと」
そしてたいていの人はそれを、気付いても
そのまま流してしまう、流さざるを得なくてまた
日常に戻って行く、そんな出来事。
かと言って退屈さはなく、こぎみよい話の展開に
ついついひきこまれていく通勤時間にぴったりな
連作短編集。

ラストの話にこれまでの登場人物勢揃いみたいな
まるでドラマの最終回みたいな大団円、あたしは
そーいうほのぼの空気、結構好きだなぁ〜。

「月曜日の水玉模様」
上司が、社長の隠し金庫にお金を返す、という企み
その金庫を開ける番号は?金庫に書かれた文字は
「触るな、危険、爆発するぞ」

「火曜日の頭痛発熱」
診療所で出された陶子、萩、そしてもぅ一人の薬が
取り間違えられ。取り替えに行くとそこに現れた
笠間と名乗る男性のYシャツのイニシャルはJ.Sだった。
裏をさぐるとそこにはインサイダー取引が?

「水曜日の探偵志願」
電車の中で気になった人を「尾行」したことがあると
話す萩。夢うつつで聞いた「車の事故」の音、「大丈夫」と
言う声。その声の持ち主が事故現場から逃げたわけは?

「木曜日の迷子志願」
陶子が仕事を教えてもらった先輩、和歌子と久々にランチ。
はしゃぐ彼女と別れて社に戻れば、後輩が「迷子につかまって
離れられない」。陶子と母の関係も語られ、和歌子に
「大切なものは絶対に手を離しちゃダメ」と伝える。

「金曜日の目撃証人」
OLとして働いていれば取引会社の女性社員に
かちんとくることも。時間にルーズだと思ったそのわけは
存在していた。盗まれた部内会費、怪しい「植木屋」
なのに目撃者はたくさんいてアリバイ成立。

「土曜日の嫁菜寿司」
急遽決まった大阪出張の新幹線の中、
告白兼ねてケーキをプレゼントした女の子に今度は
デコレーションケーキで告白することを勧めた理由を
陶子はその中年女性に、自分の思いを重ねて話す。

「日曜日の雨天決行」
消える魔球の如く消えた大型トラックの謎と
雨でも絶対にやると決まった接待ソフトボール。
一度は合併も噂された相手先、持ちこたえたその裏には?


本当に、日常には色んなミステリーが潜んでる。
でもね、毎日会うからと言って、あたしは見ず知らずの
他人の持っているスーツの種類が3着、ネクタイが5本なんて
チェックを入れられるほど注意深くない(苦笑)
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