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蒼穹の昴1〜4:浅田次郎
2006年 04月 19日 |
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 んー、なんて言ったらいいんでしょ。壮大な話です。
中国清朝末期、貧しい糞拾いの子、春児(チュンル)は
占い師白太太(パイタイタイ)の予言を受ける。
昴を守護星とし紫禁城(ヅチンチョン)の帝の側近となり
老仏爺(ラオフォイエ)西太后(シータイホウのお宝をすべて手にする、と。
その予言を信じて、科挙の試験を受ける幼馴染みの兄貴分
文秀(ウェンシウ)に従って都へと向かう。
己の身分の低さを痛感した春児は自らの手で浄身(チンシェン)し
「宦官(ホワンクワン)」となり西太后に仕え
また文秀は科挙を主席で合格し
万歳爺(ワンソイイエ)光緒帝に仕えることとなり
対立する后派と帝派にわかれてしまう。
滅びゆく清朝の中、ひたすら自分に課された星のもと
自らの「蒼穹(あおぞら)」を求め生き抜いていく。

浅田次郎の最高傑作との評判が高い本。
でもちらっとこぅ書いただけではちっともわからないどころか
中国の歴史や文化に疎いあたしはもぅ拒否反応すら
起こしそうな単語の羅列!
時間はかかりましたがそれでも読み切れたのは
登場人物たちの魅力でしょうね。

悪女として書かれることの覆い西太后ですが
この話の中では、「おじいちゃん」の霊の前では
少女のようにかわいらしくいじらしく
ジャーナリスト達に西太后について語る春児の言葉は
無垢そのもの。
この世界はまず読んでいただくのが一番感じてもらえるけれど
なにぶん長い。けれど長さを感じながらも
その世界の居心地の良さに最終話では
「彼ら」との別れがちょっと寂しかったり(笑)

苦手意識だけで避けているともったいないことがいっぱいあるね。
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