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かあちゃん:重松清
2009年 07月 31日 |

「お母ちゃんな…笑い方、忘れてしもうた」
親友をいじめた。誰からも助けてもらえなかったあいつは、自殺を図り、学校を去った。残された僕たちは、それぞれの罪を背負い、罰を受けて、一人の年老いた「かあちゃん」に出会った—。
母が子どもに教えてくれたこと、子どもが母に伝えたかったことを描く、感動の最新長編。
(「BOOK」データベースより)

今まで何度も何度も「重松、それは反則!!!(号泣)」を繰り返してきましたが
これはもぅやばすぎです。
だってあたし、この帯の最初の一行「忘れてしもうた」だけで
泣けますもん!!!!!

泣かせるのうますぎです。

交通事故で運転していた夫を亡くしただけではなく
同乗していた同僚の家族の償いに
その家族の事を思うと、のうのうと笑って生きて行けない
自分が笑っていたらその残された家族はどう思うだろう、と
笑うことを自分に禁じた母。
幸せだと思うことを禁じた母。
そして26年
忘れないことが償いであるということを
友達を「いじめてしまった」子供達の心の中に投げかける。

連作短編集のように語り手が一人ずつ移ることで
いじめという形を様々な方向から照らし
様々なかたちの「かあちゃん」を描くことで作品の
奥行きを作っています。

どんな世代にもおすすめな一冊。
必読。
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